第133回セミナー
| 日時: | 2026年10月19日 (月) 13:00 – 14:30 |
|---|---|
| 場所: | 電気通信大学 東3号館306室 |
| 講師: | 洪 崇文 先生 (国立雲林科技大学教育学部/電気工学科 教授) |
| 司会: | 孫 光鎬 准教授 |
| 題目: | Edge AI system for biomedical sensing and industrial application |
| 概要: | The development of artificial intelligence has brought both opportunities and challenges to biomedical sensing and industrial diagnostics. This presentation focuses on the Edge AI research of the APICS Laboratory in the EE Department at YUNTECH in Taiwan. The entire process and key points of Edge AI hardware and software development and implementation will be present, including models, processors, and hardware design and considerations. The Edge AI application examples will discuss: 1. UEC and Yuntech collaboration project, non-contact physiological signal measurement, with hardware circuitry and software models; 2. Federated learning and knowledge distillation applied to industrial diagnostics system, including the innovative architecture; and 3. Smart application examples: the smart coffee kettles and a smart divination system. |
問合せ: | 脳・医工学研究センター事務担当 Tel: 042-443-5549 E-mail: cnbe-secretary-group@gl.cc.uec.ac.jp |
第132回セミナー
| 日時: | 2026年9月11日 (金) 14:40 – 16:10 |
|---|---|
| 場所: | 電気通信大学 東3号館 306教室 + ZoomによるHybrid開催 |
| 講師: | 塩田 裕介 先生 (国立研究開発法人産業技術総合研究所 生命工学領域 主任研究員) |
| 司会: | 牧 昌次郎 教授 |
| 題目: | 生物嗅覚インテリジェンス―生物嗅覚の理解による知能・健康・ロボティクスを支える基盤技術開発― |
| 概要: | 嗅覚研究は近年大きく進展し、嗅覚受容体(OR)をはじめとする嗅覚の分子・神経機構が明らかになってきた。一方、OR機能や匂い情報処理機構には未解明な点も多く、それらを体系的に解明するための技術・情報基盤も不足している。本講演では、講演者が提唱する「生物嗅覚インテリジェンス(Biological Olfactory Intelligence: BOI)」について紹介する。BOIは、生物が匂いを受容し、情報を処理し、行動へ結びつける仕組みを分子から個体レベルまで包括的に理解するとともに、その知見を支える解析技術の開発とデータ・知識基盤の構築を通じて、次世代の知能・健康・ロボティクス等へ展開する新たな技術・情報基盤の創出を目指すものである。これまで、ヒトおよび昆虫ORの機能解析、異種発現系やカルシウムイメージングによる評価系構築、リガンド探索、匂いセンシング技術の開発を進めてきた。本講演では特に、昆虫の高効率な匂い源定位を支える分子・生理メカニズムと、そのAI・自律探索ロボティクスへの応用について紹介する。 |
| 参加: | Zoom事前登録アドレス |
| 問合せ: | 脳・医工学研究センター事務担当 Tel: 042-443-5549 E-mail: cnbe-secretary-group@gl.cc.uec.ac.jp |
第131回セミナー
| 日時: | 2026年7月17日 (金) 13:00 – 14:30 |
|---|---|
| 場所: | 電気通信大学 e-Nexus棟 1F Nexus Park + ZoomによるHybrid開催 |
| 講師: | 小林 恵 先生 (新潟大学 人文社会科学系(人文学部) 准教授) |
| 司会: | 宮脇 陽一 教授 |
| 題目: | 経験や環境が乳児の顔処理発達に及ぼす影響 |
| 概要: | 街中で赤ちゃんにじっと顔を見つめられたり,笑いかけられたりすることがあります。また,初対面の人の顔を見て泣いてしまう「人見知り」がある赤ちゃんでも,家族の顔を見ると満面の笑顔を浮かべるというシーンを見かけたことがあるのではないでしょうか。 このように,日常的な体験を通しても,乳児が少なからず顔を認識できていることが推察できます。しかし,その能力は大人と同じなのでしょうか?また,どのように発達するのでしょうか?本講演では主に,顔認知能力が生後1年の間にどのような発達的な変化を経るのか,そして,顔認知の発達において経験や環境はどのような効果を及ぼすのかについて,乳児の注視行動および近赤外分光法(near-infrared spectroscopy; NIRS)によって計測された脳活動を指標とした一連の研究についてご紹介します。 |
| 参加: | Zoom事前登録アドレス |
| 問合せ: | 脳・医工学研究センター事務担当 Tel: 042-443-5549 E-mail: cnbe-secretary-group@gl.cc.uec.ac.jp |
第130回セミナー
| 日時: | 2026年6月22日 (月) 16:20 – 17:50 |
|---|---|
| 場所: | 電気通信大学 東4号館 315教室 |
| 講師: | 村松 大陸 先生 (電気通信大学大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 / 情報理工学域 Ⅱ類(融合系) 准教授) |
| 司会: | 孫 光鎬 准教授 |
| 題目: | 生体と電磁波の相互作用の解明と応用 |
| 概要: | 生体、つまり私たちの体は、特異な電気特性をもつ誘電体で構成されています。その緻密な組織構造、個人差、時々刻々と変化する生理作用が絡み合うことで、生体と電磁波は複雑な相互作用を生じます。私たちの研究室では、工学と医学にまたがる「生体電磁工学」を専門領域として、この相互作用を解明し、情報通信・医療ヘルスケア・ヒューマンインタフェースなどの技術分野へ応用することを目指しています。本セミナーでは、生体と電磁波の相互作用の基礎からはじめ、最新の研究開発事例を交えながら、ウェアラブル/インプランタブル機器や電磁的な生体センシング技術への応用について解説します。さらに、生体電磁工学の知見を活かした、食品、物流、アパレルなどの新たな応用分野の開拓についてもお話します。 |
| 参加: | Zoom事前登録アドレス |
| 問合せ: | 脳・医工学研究センター事務担当 Tel: 042-443-5549 E-mail: cnbe-secretary-group@gl.cc.uec.ac.jp |
第129回セミナー
| 日時: | 2026年5月21日 (木) 16:15 – 17:45 |
|---|---|
| 場所: | 電気通信大学 東3号館 306教室 |
| 講師: | 松本 幸久 先生 (東京科学大学 教育研究組織 リベラルアーツ研究教育院 ILA国府台 准教授) |
| 司会: | 仲村 厚志 助教 |
| 題目: | バッタ目昆虫フタホシコオロギを用いた学習・記憶の研究 |
| 概要: | 学習や記憶の研究において、ミツバチやショウジョウバエなどの昆虫が本格的に用いられるようになってから、すでに半世紀以上が経過している。ミツバチは哺乳類に匹敵する高い認知能力を持つことが多くの研究で示されている。一方、ショウジョウバエでは、洗練した分子生物学的手法により記憶の形成機構が分子レベルで解明されてきた。これら二種に続く「学習・記憶研究の第三のモデル昆虫」として、私達は不完全変態昆虫のフタホシコオロギを用い、学習と記憶のメカニズムを行動から分子レベルに至るまで総合的に研究している。これまでに私は、コオロギの学習パラダイムをいくつか開発し、それらを通じてコオロギが昆虫の中でも比較的高い学習・記憶能力を持っていることを実証してきた。本講演では、私達が四半世紀にわたり蓄積してきた研究成果の中から、コオロギの学習・記憶能力、長期記憶形成の分子機構、さらに加齢が記憶に及ぼす影響について紹介する。 |
| 参加: | Zoom事前登録アドレス |
| 問合せ: | 脳・医工学研究センター事務担当 Tel: 042-443-5549 E-mail: cnbe-secretary-group@gl.cc.uec.ac.jp |
第128回セミナー
| 日時: | 2026年4月30日 (木) 14:40 – 16:10 |
|---|---|
| 場所: | 電気通信大学 東3号館 306教室 + ZoomによるHybrid開催 |
| 講師: | 吉田 雪子 先生 公益財団法人東京都医学総合研究所 蛋白質代謝研究室 主席研究員 |
| 司会: | 狩野 豊 教授 |
| 題目: | 細胞の品質管理システム−タンパク質の選別・分解機構と糖鎖シグナルの新展開 |
| 概要: | 私たちの細胞には、不要なタンパク質や異常なタンパク質を選択的に分解する「品質管理システム」が備わっている。その中核を担うのが「ユビキチン・プロテアソームシステム(UPS)」であり、その破綻は神経変性疾患やがんに深く関わる。近年、このシステムを利用した新しい創薬戦略も注目を集めている。本セミナーでは、UPSの基本的な仕組みから最新の知見までを概説するとともに、演者らが2002年以来取り組んできた「糖鎖」を介した品質管理機構についても紹介する。糖鎖は通常、細胞の外側に存在する分子修飾であるが、細胞内に漏れ出した際には「異常シグナル」として認識される。演者らは最近、この異常シグナルがプロテアソームを活性化する機構や、タンパク質だけでなく糖分子そのものがユビキチン化されるという新現象を見出しており、その詳細についても報告する。 |
第127回セミナー
| 日時: | 2026年3月19日 (木) 14:40 – 16:10 |
|---|---|
| 場所: | 電気通信大学 東3号館 306教室 |
| 講師: | 河地 庸介 先生 東北大学大学院文学研究科 総合人間学専攻 心理言語人間学講座(心理学専攻分野) |
| 司会: | 佐藤 俊治 准教授 |
| 題目: | 視覚表象の時間的形成 ― 特徴統合からシーン知覚,主観的鮮明さへ ― |
| 概要: | 本講演では,視覚表象が時間の中で形成されていく過程を,特徴統合,時間的拡張,および主観的鮮明さの観点から検討する。まず,色と運動の特徴統合研究を取り上げ,視覚特徴が同一対象として結びつく過程が即時に成立するわけではなく,統合の成立に一定の時間が必要であることを実験的に示し,特徴統合が初期視覚野の処理のみでは十分に説明できない可能性を示唆する。次に,シーン知覚における時間的拡張の研究を紹介し,周辺視野情報を含むシーン表象が時間の経過とともに中心から周辺へと展開していく過程について議論する。さらに,主観的鮮明さ(vividness)が実際の視覚情報量を超えて拡張される可能性を検討する。これらの研究を通して,視覚表象が異なる処理段階で形成される可能性を示すとともに,それらがどのように結びつくのかという理論的課題を提起する。 |
第126回セミナー
| 日時: | 2026年1月27日 (火) 14:40 – 16:10 |
|---|---|
| 場所: | 電気通信大学 東3号館 306教室 |
| 講師: | 野田 智之 先生 (株式会社国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所 主幹研究員) |
| 司会: | 岡田 英孝 教授 |
| 題目: | ロボットアシストで歩行の感覚を思いだすニューロリハビリテーション |
| 概要: | 本セミナーでは、ロボットアシストによる歩行ニューロリハビリテーションにおいて、歩行運動を代償するのではなく、失われた歩行の感覚を思いだすことを目的としたニューロリハビリテーションの研究を紹介する。本研究では、使用者の身体性やインピーダンス特性に調和する低拘束・高透明性のアシスト設計により、運動主体感を損なわずに歩行運動を誘発するアプローチを目指す。また、浮遊型免荷ロボット Flying Nimbus の紹介を通じ、身体ダイナミクスの相互作用に着目し、ロボットアシストが神経可塑性と運動学習をどのように促進するかを議論することとしたい。 |
| 参加: | Zoom事前登録アドレス |
| 問合せ: | 脳・医工学研究センター事務担当 Tel: 042-443-5549 E-mail: cnbe-secretary-group@gl.cc.uec.ac.jp |
第125回セミナー
| 日時: | 2025年12月22日 (月) 13:10 – 14:40 |
|---|---|
| 場所: | 電気通信大学 東3号館 306教室 + ZoomによるHybrid開催 |
| 講師: | 大谷 智仁 先生 (大阪大学大学院基礎工学研究科 機能創成専攻 生体工学領域 准教授) |
| 司会: | 正本 和人 教授 |
| 題目: | 生体流れのMRI情報を理解するための数理基盤 |
| 概要: | 生体内の非侵襲可視化手法であるMRIについて,近年,4D Flow MRIに代表される流体計測への応用が期待されている.ただし,MRI計測データには流動場の形状や流速分布に依存するアーチファクトが含まれ,生体内の複雑な流れに対して,データの定量性に疑問が持たれてきた.この問題に対して,計算力学分野では数値流体力学を援用したデータ同化により,MRI計測の補間が試みられてきた.しかし, MRIに内在するアーチファクトの物理的性質の理解が十分でなく,補間にあたって大幅な簡易化や仮定を必要とした.発表者らはこの状況を打開するため,巨視的な流体場を記述する連続体力学の視点から,MRI流体計測の基盤となるMR物理の再解釈を進めている.本講演では,我々の最近の成果に基づき,分子拡散から乱流計測まで,MRI流体計測で提案されてきた各手法を統一的に理解するための数理的枠組みを紹介する. |
| 参加: | Zoom事前登録アドレス |
| 問合せ: | 脳・医工学研究センター事務担当 Tel: 042-443-5549 E-mail: cnbe-secretary-group@gl.cc.uec.ac.jp |
第124回セミナー
| 日時: | 2025年11月25日 (火) 13:00 – 14:30 |
|---|---|
| 場所: | 電気通信大学 東3号館 306教室 + ZoomによるHybrid開催 |
| 講師: | 石垣 陽 先生 (電気通信大学 共同サステイナビリティ研究専攻 特任教授 国際社会実装センター 特任教授 共創進化スマート社会実現推進機構 特任教授) |
| 司会: | 小池 卓二 教授 |
| 題目: | ゲーム型医療機器による小児弱視治療:オクルパッドの開発と国際 |
| 概要: | 小児弱視は世界中で約3%の子どもに発症する視覚発達障害であり オクルパッドは、両眼を開放したまま弱視眼のみを選択的に刺激す 開発においては、東日本大震災被災企業との協業により製造体制を 国際展開として、インドとウズベキスタンで臨床試験を実施中であ 本セミナーでは、本学発の医工学研究が、産学医連携を通じて実用 |
| 参加: | Zoom事前登録アドレス |
| 問合せ: | 脳・医工学研究センター事務担当 Tel: 042-443-5549 E-mail: cnbe-secretary-group@gl.cc.uec.ac.jp |
