日時: |
2019年3月8日(金)13:00 – 14:30 |
場所: |
電気通信大学 東4号館802会議室 |
講師: |
Zoltan Ungvari (Professor, Reynolds Oklahoma Center on Aging, Dept. of Geriatric Medicine, University of Oklahoma Health Sciences Center, Oklahoma City, USA) |
司会: |
正本和人教授 |
題目: |
Aging-induced neurovascular dysfunction: novel mechanisms(加齢による脳神経血管の機能障害:新しいメカニズム) |
概要: |
加齢による脳機能の低下が、脳血管の障害や脳血流の低下に関係して生じていることが明らかになってきました。このような脳機能の低下を抑制し、高齢になっても正常な脳の機能を維持するために、運動や食事による間接的な、あるいは脳を直接活性させることで脳の血流を直接的に高める方法が有効とされています。本セミナーでは、脳の血流を調節する働きのなかでも、特に血管の形状や毛細血管の血流を維持する内皮細胞の働きに注目した神経血管変性の新しいメカニズムについて、血行力学的な側面を含めて講演します。(Ungvari先生は、現在オクラホマ大学の老化研究の教授であり、Journal of Gerontology: Biological Sciences, the American Journal of Physiology-Heart and Circulatory Physiology, GeroScience: the official journal of the American Aging AssociationのEditorを務めています。195本以上のoriginal paperをpublishしており、Nature Reviewに掲載された最新の総説論文(Ungvari Z, et al., Endothelial dysfunction and angiogenesis impairment in the ageing vasculature. Nat. Rev. Cardiol. 2018 Sep;15(9):555-565.)を中心にご講演を頂きます。) |
参加: |
参加費無料,予約不要 |
問合せ |
山田幸生,Tel: 042-443-5220, e-mail: yukioyamada@uec.ac.jp |