日時: | 2020年11月30日 (月) 13:00 – 14:30 |
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場所: | Zoomによるオンライン開催 |
講師: | 石上 玄也 准教授 (慶應義塾大学 理工学部 機械工学科) |
司会: | 東郷 俊太 助教 (脳・医工学研究センター・機械知能システム学専攻) |
題目: | バリアを超える電動車いすを目指して- Cybathlonを通して学んだこと – |
概要: | Cybathlon(サイバスロン)とは,障がい者が先端技術に基づいた電動車いすや義手,義足などのアシスト機器を使って,日常生活に必要な動作やタスクをこなし,その達成度およびタイムを競う4年に1度の国際大会です.同大会はスイス連邦工科大学チューリッヒ校が主催しており,2016年の第1回大会では世界25カ国から66チームが参加し,さらに第2 回大会が2020年11月13日,14日にオンラインで各参加国を中継し,Global Editionとして開催されました.登壇者の所属組織である慶應義塾大学理工学部サイバスロンチームは,第2回大会の前哨戦として2019年5月に開催された電動車いす部門において,初参加ながら世界3位に入賞しました. 本講演では,サイバスロン電動車いす部門の概要と,慶大チームが開発した電動車いすを概説するとともに,第2回大会の結果を紹介します.また,サイバスロンという大会を通して学んだ「ものづくりにおける多様な価値観の重要性」について議論したいと思います. |
参加: | 参加費無料,メールにて申込をお願いします. |
問合せ | 田中 嘉法,Tel: 042-443-5586, e-mail: tanaka@ecc.pc.uec.ac.jp |