Date and Time: |
Apr. 19 (Wed.), 2017, 13:00 – 14:30 |
Place: |
Meeting room #306, Building E-3, UEC |
Speaker: |
Dr. Takeshi Nishijima, (Associate Professor, Sport Neuroscience Laboratory, Department of Health Promotion Science, Graduate School of Human Health Science, Tokyo Metropolitan University) |
Chair: |
Prof. Yutaka Kano |
Title: |
Relationship between physical activities and brain functions |
Abstract: |
この20年間で、数多くの研究が運動により脳機能が向上することを明らかにしてきました。一方、我々人類が直面している健康問題の多くは身体活動量が不十分であること(不活動、physical inactivity)に起因しており、事実、不活動は生活習慣病だけでなく精神疾患(アルツハイマー病、うつ病、など)の危険因子にもなります。ところが、実験動物の身体活動に着目した研究はこれまでほとんど行われておらず、不活動が脳機能にどのような弊害をもたらすかも明らかにされておりません。そこで本セミナーでは、そもそも運動と身体活動の違いについて理解を深め、1)身体活動量の減少が脳機能に及ぼす弊害、2)体内埋込型活動量計を用いた実験動物における身体活動研究の新展開、について紹介します。 |