Date and Time: |
January 23 (Wed.), 2019, 13:00 – 14:30 |
Place: |
Meeting room #306, Building E-3, UEC |
Speaker: |
Dai WATANABE (Professor, Department of Biological Sciences, Graduate School of Medicine, Kyoto University) |
Chair: |
Prof. Shigeru TANAKA |
Title: |
Biological approach to understanding the basis of neuronal connectivity for decision making and communication |
Abstract: |
脳皮質-基底核神経回路は様々な高次脳機能発現に中心的な役割を果たしていると考えられていますが、詳細なメカニズムについて不明な点が多い。その一因として、大脳皮質および基底核が極めて多様な神経細胞サブタイプから構成されており、さらに各神経細胞の興奮性や回路連絡は一定ではなく可塑的に変化することが挙げられます。したがって、その回路機構を理解するためには、単一細胞の精度で神経活動を計測し、さらに可塑性関連細胞内シグナルの動態やそれに伴う神経情報の推移を捉えることが重要です。本セミナーでは、大脳皮質-基底核神経回路の機能解析を目的として開発したイメージング技術とともに、私達がこれまでに進めてきた意思決定・意思伝達に関する知見について紹介します。 |