Date and Time: |
March 2 (Fri.), 2018, 13:00 – 14:30 |
Place: |
Meeting room #306, Building E-3, UEC |
Speaker: |
Dr. Motohiro KAWASAKI (Lecturer, Department of Orthopaedic Surgery, Kochi Medical School, Kochi University) |
Chair: |
Assoc. Prof. Norihiro KOIZUMI |
Title: |
Treatment of Chronic Pain Associated with Bone and Joint Diseases by using Focused Ultrasound |
Abstract: |
痛みの緩和は、いずれの骨関節疾患においても対処すべき重要な課題です。なかでも、長引く痛みである慢性痛は心身に影響を及ぼし、患者の活動性や生活の質を低下させます。このような痛みに対してさまざまな治療が実施されますが、できるだけ身体的負担が少なく効果的な治療法が理想的です。今回紹介する集束超音波治療は、体表に侵襲を与えることなく、多数の強力超音波を体内で集束させて熱による蛋白変性を利用し標的部位を治療します。これをMR画像の誘導により、安全にピンポイントの疼痛緩和治療が達成できます。この治療効果を生かして、痛みを伴う骨転移、慢性の腰痛や膝痛に対する治療を実施してきましたので、その成果と今後の課題について発表いたします。 |