Date and Time: |
November 28 (Tue.), 2017, 14:00 – 15:30 |
Place: |
Meeting room #306, Building E-3, UEC |
Speaker: |
Dr. Kazuhisa Kohda (Professor, Laboratory of Physiology, St. Marianna University School of Medicine) |
Chair: |
Assoc. Prof. Shinya Matsuda |
Title: |
How does the signaling of Cbln1-delta2glutamate receptor control the formation, maintenance and plasticity of synapses? |
Abstract: |
脳の様々な部位で発生期から成体に至るまで生じているシナプス形成・維持とその可塑性は、脳がその機能を実現する上で必須の現象である。我々は、運動の協調性や運動学習に重要な役割を果たす、小脳の平行線維-プルキンエ細胞シナプスにおけるその分子機構について、特にCbln1-デルタ2グルタミン酸受容体(GluD2)シグナリングに焦点を当てて研究を進めてきた。本セミナーでは、GluD2及びCbln1欠損マウスを用いた表現型回復実験を通して明らかになった、平行線維-プルキンエ細胞シナプスの形成・維持と可塑性の特異なメカニズムを紹介するとともに、その普遍的意義について議論したい。 |